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これって飲んだことありますか?今テレビCMで「イソフラボンジュー??」ってやつ。氷川きよしくんが宣伝してますよね、「黒豆ココア」です。でもネーミングから簡単には味が判断できませんよね。近年そういう食品が非常に増加しており、興味はそそるが(マニア受けする??)ちょっと怖いものです(例えばこちら)。まあ結論から言うとこの商品は健全な商品で、ココアそのまんまでした。
ジュースとか菓子類、総菜、加工食品には原材料表示があるのはご存じですよね。例えば黒豆ココアには「砂糖→粉乳→ココアパウダー→キャラメルパウダー→黒豆エキス→食塩→黒豆→大豆イソフラボン→乳化剤→香料→増粘剤(キサンタンガム)→ビタミンDと原材料表示があります。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、これはその商品に入っているもので多い順番に記載してあります。ということは砂糖が一番多く続いて粉乳、ココアパウダーと続いていきます。配合割合は分かりませんが黒豆エキスの順番になる頃にはmgの単位ぐらいの含有量だと思われます(推測ですが・・)。だから購入の際に原材料表示を観察すると、味に黒豆の成分はほとんど影響しないだろうと予測をたてることが出来ます。怪しいものを買う時は頭の中で足し算をしてください。ミックスジュースを頭の中で作成するんです。そうすれば手に取っているものがどんなものなのか想像できると思います。あなたの想像と商品の味が合致してくるようになればあなたの勝ち。予想外の結果に終わった時は想像力がなかったあなたの負け、メーカーの思惑通りと思ってください(多分ね)。

平成13年3月にアレルギー物質を含む食品についての食品表示についての食品衛生法が改正されました。アレルギーの発症数やその重篤度が高い「卵、乳、そば、落花生、小麦」の5品目のいずれかを含む場合は、必ず表示をしないといけないということ。また、「あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン」の19品目についても等が食品にそれらを含む場合は可能な限り表示することが推奨されてます。黒豆ココアにもしっかりと「原材料の一部に乳成分を含む」と記載されておりました。食品アレルギーはひどい場合は死に至る場合があります。食品メーカーにも徹底して遵守して頂きたいと思います。私たちが何気なく食べてるものでも、それを食べると発熱、おう吐、けいれん、発疹などの症状を訴える人たちがいることを忘れないで頂きたいと切に思います。